出走予定馬の馬体考察はこちら
今週行われるその他の重賞レースの追い切り評価は下記リンクからご覧ください
1月14日中京2000m 【G3・牝限定】愛知杯
1月15日中山2000m 【G3】京成杯
アフリカンゴールド 【B-】
栗東CW併せ内⑦一杯 83.0-67.6-53.5-38.3-12.2
全体的な動き、特に肩周りやクビが硬く柔らかみが無い。突っ張ったような走りで調教内容からは評価出来ない。
イクスプロージョン 【B-】
栗東CW併せ外⑨G前強め 84.1-68.8-53.7-38.1-12.0
あまり追い出されてから変化が無い走りで、所謂追って味が無いという形。悪くは無いがズブさがあって見栄えせず地味、評価は上がってこない。
ヴェルトライゼンデ 【B+】
栗東坂路単走強め 51.0-37.2-24.0-12.2
併走馬を余裕を持って突き放した。さすがにジャパンカップ時の方が気合乗りも良く走る気持ちがついてきていた印象だが、時計もまずまずで大きく落とす事無く出走は出来そう。
ヴェローナシチー 【B+】
栗東坂路単走馬なり 53.4-38.2-24.7-12.3
前の馬が右にモタれてきたので外側に進路変更。こうした動きでも集中して最後まで走りきれた事は評価したい。全体時計こそ菊花賞時には及ばないがラスト1ハロンまで伸ばし切れた点は好感。
キングオブドラゴン 【B】
栗東E 単走一杯 77.6-62.9-49.2-36.4-11.5
頭が高くて、飛びも大きくシャープさには欠けるがしっかり追えた事はプラス。中々手前を変えないなど問題点もあるが左手前になってからはピッチも安定。ただこれを見ると右回りの方がいいのかもしれない。
サンレイポケット 【B】
栗東坂路併せ外馬なり 54.5-39.2-25.4-12.7
軽めの調整。さすがにこのくらいの時計だと余裕残しつつ登板してくる。もっと力強さと素軽さあってもいい印象だが一度叩いたなりの良化はある。
ダンディズム 【B】
栗東坂路併せ内馬なり 53.3-38.5-24.7-12.6
比較的稽古動く馬で今回もまずまず動けた方。大味な走りで器用さは無いのでコーナーは少ない方が良い。状態面の変動は少なく維持出来ているという評価。
ハヤヤッコ 【C】
美浦南W 併せ中⑤一杯 67.3-52.2-38.0-12.3
追われてからのフォームも定まっていないし回転も効かない。時計面も物足りなく調教内容としては弱い。
プライドランド 【B-】
栗東坂路単走 強め 53.1-38.8-25.6-12.7
追われてからの伸び物足りず寧ろ最後は若干脚色鈍った。目立った動きではなく推し材料はこの追い切りからは見当たらない。
プラダリア 【B】
栗東坂路単走G前仕掛け 53.8-39.5-25.4-12.3
走るフォームはバランスが取れていて綺麗な馬。息遣いや脚の運びなど悪くはないが…あくまで休み明けとしてはまずまずかなといった所。もっと動ける馬、目標はまだ先にある。
プリマヴィスタ 【B+】
栗東CW単走⑧G前気合 86.3-70.2-54.1-38.5-11.8
前脚伸び切らず、ややモッサリとした足捌きでスピードやキレを感じる走りではないがこういう馬。全体時計を出してきた中日新聞杯時とは違い、終いに重点を移した追い切りとなった。乗り方や展開の助け必要そうだが、短い間隔でもしっかり負荷を掛けてきており体調そのものは上向き、矢作厩舎らしく使って状態を上げてきた。
ヤマニンゼスト 【B】
栗東CW単走⑧軽く気合 84.0-68.4-53.6-38.2-11.7
菊花賞時の方が1完歩を大きく取って走れていたように見える。元々過去出走時にも速い時計をあまり出さずに実戦を重ねてきた馬で把握が難しいが、間隔が開いた事がポジティブな要素になるというよりは緩みに繋がりそうな印象。特に長い所を走る馬だけに、ある程度乗り込むか2走目3走目に調子上げてくるパターンかも。
ロバートソンキー 【A】
美浦坂路併せ内 52.9-38.2-24.6-12.1
非常にフットワークが大きな馬で手先までよく伸びている。久々で気合乗りも十分でいきなりから動けるか。スパッと反応する方では無く乗りやすいタイプではないが初戦から走れる態勢は作ってきた。先週までのコース状態ならば適性面も高そう。
日経新春杯 追い切りからの注目馬
一番人気が予想されるヴェルトライゼンデはJCから上積みこそ無いものの近いデキにはあるように感じます。良い脚が長続きするタイプで無いだけに展開面と59キロが気になる所です。
ヴェローナシチーはいつも終い1ハロンを落としてしまう方で菊花賞での最終追い切りも舌を出して12.6を要していました。今回は最後まで集中して走りきれたという点においては前走以上と評価する事が出来ます。
ロバートソンキーは休み明けでも動けそうです。470キロですが非常にパワフル、中京2200も合いそう。
ヤマニンゼストは評価が難しい所。夏場の北海道シリーズから調教で速い所をほとんどやらずにレースを使ってきた馬です。今回も時計と言えるのは最終追い切りくらいなもので、長距離戦では最後の一息が持つか不安もあります。使っていった方がいいように個人的には感じる所です。
人気は無さそうですが中日新聞杯を叩いて上昇ムードはプリマヴィスタ。0.2秒差だった前走からキッチリ上向いてきており、実力馬達が叩き台である事を考えれば馬券に食い込んでもおかしくはありません。
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