2023最初のGIフェブラリーS 出走予定馬の馬体考察

馬体考察

オーヴェルニュ  【仕上がりB 適性B】

東海Sの時と比較すると下腿部の張りなど全体的にシャープに映る。パワーが落ちてきたという見方も出来なくもないか。ただ肌艶は冴えているし体調面は悪くなさそう。スラッと見せていて距離は1800から2000くらいがベストな気はする。

ケイアイターコイズ【仕上がりB 適性B-】

四肢が短く重心が低い。この手の造りだと距離が持たない事が多く1600が一つの課題になる。意外にトモはボリュームがあって悪くない。湿ったダートで前半がスローならば…去年のテイエムサウスダンのような形があるかもしれないが。

スピーディキック 【仕上がりB+ 適性B】

身体が緩んだ印象もないし力を出せる仕上がりは保てている。さすがに中央GIに出てくる面々との比較では力強さで見劣るが軽さがあって瞬発力はありそうなイメージ。

セキフウ     【仕上がりB 適性B】

バランスが取れた体型で東京1600の舞台も悪く無さそうだがユニコーンS時の方が良い筋肉がついていたように見える。根岸Sより上でユニコーンより下といった所。どちらかと言えばスピードタイプ。タフさ問われる展開より湿った馬場でスローな流れが向きそう。

ソリストサンダー 【仕上がりB- 適性B+】

昨年のフェブラリーSと比べると全体的に厚ぼったさが出てきたように思える。もう一絞り欲しい。年齢を重ねた分脂肪が落ちにくいのかもしれないがこの身体だと持ち味の速い脚がどこまで出せるか疑問

テイエムサウスダン【仕上がりB+ 適性B】

根岸Sから大きく上向いた印象こそ無いが叩いた分息の入りは良くなるだろう。昨年2着した舞台でシルエットは寧ろ去年より良く見せるし馬場と展開が向けば同じだけ走れる状態にはありそうだが。

ドライスタウト  【仕上がりB 適性B+】

バランスが良く、癖が無い。トモや肩周りの筋肉の張りはまずまずでもっと隆起がハッキリとしてきたら本格化、まだ少し水っぽい所がある。ゴツゴツした硬さが無いので安定して力を発揮出来そうな印象。決して器用なタイプでは無いだろうから府中1400から1600はピッタリ。現時点での力は出せるデキという印象。

ヘリオス     【仕上がりB 適性C】

コロンとした体型でスピード馬場の1400くらいがベストな形。使ったなりに筋肉は膨らみを見せていて状態そのものは悪くない。前が勝っているので先行はマスト。この距離なら馬場とペースの味方は欲しい。

メイショウハリオ 【仕上がりB+ 適性B+】

中距離路線を走ってきた馬だが身体つきを見るとマイル戦でも戦えそうなイメージは沸く。走り慣れていない距離だけに馬がどれだけ対応出来るかだが、軽い造りでもあって中央場所は寧ろ合うのではないか?気掛かりなのは騎手陣営が右回りの方が走りがスムーズだと言っている点。

レッドルゼル   【仕上がりC 適性B】

実力馬であり実績馬だが今回ばかりは余裕残りに映る。トモの張りなどまだ物足りないし腹回りも厚みがある。過去2年より仕上がりの面では下と見ておきたい。

レモンポップ   【仕上がりB+ 適性B】

トモの容量が半端じゃなく大きく強烈な決め脚を繰り出すのも納得。腰高に見えるように前の重心が若干下がり気味でクビ差しが短い。距離には限界があるタイプだろう。1400から伸びる事がプラスにはならない。根岸Sである程度仕上がっていて使って更に良くなった印象はないが悪い事ではなく高いレベルでキープという所。速さでは互角以上、タフさが問われるとどうか。

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