【G1】高松宮記念 馬体評価 仕上がりA評価は3頭!

馬体考察

アグリ      【仕上がりB+ 適性B-】

暖かくなり毛艶が良化。阪急杯から比較して腹回りはスカッと見せてきた一方で胸前、肩周りの筋肉は張り出しが強くなっている。下腿部の筋肉も盛り上がり加減がアップ。体型的にバリバリのスプリンターっぽくは無いが体調面に関しては前走から更に状態を上げているようで文句無し。

ウインマーベル  【仕上がりA 適性B+】

シルクロードSではやや厚ぼったく見えていた身体もアバラがうっすら見えて無駄肉が取れてきた。トモや首元の筋肉量も増えてきて叩いた効果は大きい。毛艶も冴えて俄然状態を上げてきた。
蹄が薄いタイプで道悪はマイナスとなりそうなタイプ。

ヴェントヴォーチェ【仕上がりB+ 適性B】

スプリンターズSとの比較写真になるが全体的なボリュームに大きな違いは無さそう。オーシャンSの時はまだ動きが重たいと感じた中で快勝、再度追い切りには注目したい。少し時計の掛かる重たい馬場が合いそうだが雨馬場は微妙。好走条件レンジはあまり広くないタイプと見ているが。

グレナディアガーズ【仕上がりB+ 適性B】

昨年は枠に泣いたがコース適性が著しく劣るとは思わない。この所状態面は高いレベルで安定していると思うが成績が不安定なのは精神面の難しさもありそう。トモのボリューム等は前走以上に思えるし巻き返しは十分。1200なら時計一つ掛かる方がベターか、良馬場で力のいる馬場なら。

ダディーズビビット【仕上がりB+ 適性B】

やや腹ボテ体型でスピードよりパワー寄りの印象を伝える。身体付きは大きく変わっておらず前走と同じレベルの好状態をキープ。やや繋ぎが立ち気味、蹄にも厚みがあるタイプで雨降り馬場になればチャンスが大きくなりそうだ。

トウシンマカオ  【仕上がりB 適性B+】

シルクロードSでは馬体重を大きく増やしていたが、やや余裕が残っていたか。今回もシルエットは変わっていない為、最終追い切りで強い負荷を掛けて一絞り欲しい印象。顔付きが穏やかでもう少し気持ちの面でもピリッとした所が欲しい。

トゥラヴェスーラ 【仕上がりA 適性B+】

近走安定した走りを見せているが引き続き崩れずに保てている印象。毛艶も良好で小脚が使えるタイプで舞台適性も高そう。この馬も繋ぎが立ち気味で蹄底には厚みのあるタイプ。道悪馬場は得意そうで、雨が残れば今度こその馬券圏内も。

ナムラクレア   【仕上がりA 適性A】

まだ冬毛が残っていた前走から大幅に状態を上げてきた印象。全体的な筋肉量が目に見えて増えておりデキは更にアップ。ここに来て馬体に身が入ってきたのは好材料。勝ったシルクロードSから上積みを持って挑める。G1獲りへ視界良好。

ナランフレグ   【仕上がりB 適性B】

オーシャンSでも調教はしっかり動けていた。それでも結果が出なかったのは年齢的にポン駆けが効きづらくなっているからかも。見た目に萎んできたというイメージも無いので、最終追い切りできちんと動けていれば今度こそはという所。ただ時計は少し掛かって欲しい。

ピクシーナイト  【仕上がりC 適性B】

21年暮れの香港以来の実戦。太め感は無いがボリューム感もまだ欠ける。首差しなども力強さに欠け全体的に筋肉が戻りきっていない印象は否めない。ここは超久々でもあり地力頼みになりそうかも。

ファストフォース 【仕上がりB 適性B】

一目で目を引くタイプでは無いが近影も変化無く来ているのだからこの馬なりに安定していると評価すべきだろう。追い切りは良く動くクチで状態は稽古の動きで判断する方が良さそうな馬。

メイケイエール  【仕上がりB 適性B+】

強かったセントウルSと比較すると毛艶、張り感はもう一段上がありそうな印象も受けるが中間の調教では動いているようだ。気持ちが強い馬なので休み明けの方がチャンスは大きいかもしれない。蹄は薄めで道悪はあまり上手そうには見えない。元々写真であまり魅せるタイプでは無いので評価は据え置き。

高松宮記念 馬体写真からの注目馬

超久々となるピクシーナイト筋肉が萎んで馬体から活気がまだ出てきていないように思える。最終追い切りでどれくらい動いてくるか。現時点での評価は下げる。

ナムラクレア強かったシルクロードSから更に大きく上昇しているように見えるしウインマーベル叩いて確実に良化。舞台設定も悪くない2頭で中心視したい。

穴っぽいのはトゥラヴェスーラ。大崩れする事無く走ってくるタイプだが今回もデキ落ちは感じられない。道悪になると一気に浮上してきそうで注目したい。

デキの良さならアグリダディーズビビットも好調子をキープ。展開の助け必要そうな2頭だが具合だけなら五分以上。

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