日経新春杯【G2】&京成杯【G3】 馬体考察

馬体考察

日経新春杯

イクスプロージョン    【仕上がりB-  適性B】

比較写真が夏場の物となるので毛艶などはどうしても見劣る。肩周りの筋肉、トモの肉付きなどもう一段階パンプアップ出来る余地は残った状態。道悪適性はありそうで、上がりの掛かる競馬で長く良い脚を使う展開が向きそうだが、そうなると今度は心肺機能の面で仕上がりが不安になってくる。

ヴェルトライゼンデ    【仕上がりB+  適性B+】

バランス良し。ジャパンカップ出走時と比較しても見劣りせず好状態をキープ出来ている。1ハロンの距離短縮、中京へのコース変わりはどちらもプラスに働きそう。

ハヤヤッコ        【仕上がりB-   適性B-】

やや腰高。繋ぎも立ち気味で瞬発力の秀でた体型ではない。実績が示すように芝なら上がり掛かる展開がベター。東海Sとの比較になるが脂肪が薄皮一枚乗った状態に見え、完調までにはまだありそう。

プラダリア        【仕上がりB  適性B+】

良い時はハッキリと筋肉の凹凸が見えていた馬だけに今回はそこまででは無い。腹回りも若干の余裕が残っていて、ここを使って更に良くなっていくイメージ。先週までの少し上がり掛かる馬場は向きそうな一頭だが狙いすました一戦とは言えず。

ヤマニンゼスト      【仕上がりB   適性B】

まだまだ非力さ残り成長の余地を多分に残す一頭。この馬なりに現状走れる状態にはあるが大きく変わってきた感じまではない。身が入って来るのはもう少し先になりそう。

ロバートソンキー     【仕上がりB+  適性B+】

オールカマーとの比較で腹回りがスッキリとしてきた。脚が長くスラッと見せ長距離適性の高さを感じる。極限の切れ味があるタイプでは無いが、長く脚を使えるタイプ。道中少し流れれば持ち味が活きる。蹄薄く飛びも大きい走りで実績程は道悪上手では無い印象。

京成杯

グラニット        【仕上がりB  適性B+】

朝日杯の頃と比較するとほんの少し緩んだ感はある。全体的にはもう1段上はありそう。一方でスラッとした体型で距離延長には対応可能だと見る。顔付きは精悍で集中力は切れていない。

シーウィザード      【仕上がりB  適性B-】

ホープフルSと変わらず平行線のデキ。トモの張りなどは保てている、重心が若干低く本質的な距離適性は1800からやや短い所になってくるかもしれないが力は出せる仕上がり。

シャンパンカラー     【仕上がりB-  適性B】

腰が高く肩周りに窮屈さが残る現状。まだまだ良化途上で全身のバランスやメリハリは物足りなさもある。この状態で2連勝するのだからポテンシャルは高そう。

シルバースペード     【仕上がりB+  適性B】

肌艶は良くて内蔵面の状態は良好。肩周りの張り出しやトモの骨量ある馬でこの馬として動ける態勢にあると思える。全体的には腰回り中心にいくらか線が細く現状では最後の坂が堪えてきそう。やや頭が大きくバランス的には平坦コースの1600から1800がベターか。

シルヴァーデューク    【仕上がりB+  適性B-】

母系の影響かやや寸詰まりの体型に出た。2歳馬にしては迫力感じるパワー型の馬体で仕上がりまずまずだが距離的には1400くらいが主戦場になってきそうなイメージがある。

ソールオリエンス     【仕上がりB  適性B+】

完成度は決して高くは無い。特に腰回りにかけてはメリハリに欠ける現状でまだ弱い。バランス的には前主導になっていて決め手勝負はまだ先の方が良いかもしれない。トモがパンとしてくれば走ってきそうだが、当面はポテンシャル頼みになりそう。

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