アスクビクターモア 【仕上がりB 適性B】
どちらかというとポッテリとした肉質の体型でステイヤーというよりは2000～2400辺りがベストの印象。決して悪い印象は受けないが菊花賞時から大きく成長を遂げているといった感じでもなく、まだ成長余地が残っていそうな馬。キレるタイプでは無いので京都なら早めに動く展開にしたいがタイトルホルダーが目の上のたんこぶになるかも。
サンレイポケット 【仕上がりB+ 適性B】
脚が長くストライドが伸びるので距離の融通はある程度利く。胸前の張りなどは前走時よりもアップ、蹄に厚みもあって立ち気味でもあり多少湿ってもOKのクチか。使ったなりに気配は上昇しており高齢馬だがまだ若々しく状態は良さそう。
ジャスティンパレス 【仕上がりB+ 適性A】
今年に入って成長著しい一頭。毛艶も冴えて馬体に伸びが出てきた。全体的にボリュームアップしていながらアバラがうっすら見えていて体調面の良さも感じる。トモの筋肉量などまだ増えてくる余地がある馬で京都変わりもプラスに出そう。良馬場でやりたい。
シルヴァーソニック 【仕上がりB- 適性B-】
22年アルゼンチン共和国杯の写真と表記されているが、同馬はそのレースには出走していないので正確な時期は不明（ステイヤーズS？）その前走時との比較をするとやや身体が緩んでいるように思える。輪郭がボヤッとしてしまっている印象で最終追い切りで強い負荷を掛けたい。繋短く立ち気味で馬場は渋ってもOK。
タイトルホルダー 【仕上がりB+ 適性B+】
暖かくなってきて毛艶は良化、肩周りの筋肉などしっかり張りがあって隆起が目に見えているのは良い傾向。馬体重が減りすぎるとよくないがこのくらいを保てれば。昨年の宝塚記念と遜色無い状態に見える。
ディアスティマ 【仕上がりB+ 適性B】
2年前の天皇賞春出走時との比較でみてバランス的には大きく変化した所は無く良い意味で安定していると捉えたい。少し背丈が伸びたように見えるのは成長した証だろう。この馬なりに良い状態で出走出来そうだ。
ディープボンド 【仕上がりA 適性B+】
阪神大賞典からグッと肌艶の状態が上がってきて好調を伝える。使ってよくなるタイプらしくしっかりと上昇。能力的な衰えは感じず好走レンジが一定なだけ。使った上積みはメンバー中でも上位のものがあろうだろう。まだまだやれる。
ディープモンスター 【仕上がりB 適性B+】
キ甲が抜けてきて背が高くなっている。背中にもゆとりがあって距離の融通はある程度利きそうなタイプ。迫力こそ劣るがこの馬なりに自分の力はしっかりと出せそうだ。
ヒュミドール 【仕上がりA 適性B】
ダイヤモンドSでは調教の動きが良く実際にレースでも穴を提供した。ここに来て馬体に身が入ってきて全体の厚みが増している。トモのボリュームも大幅にアップしているし肌艶もピカピカ。目下絶好調と捉えたい一頭。
ブレークアップ 【仕上がりB+ 適性B+】
使って状態が更に…というよりは好状態をキープといった所。近走は高いレベルで安定しており有馬記念は枠に泣いた。京都で長く良い脚を使わせるような競馬には適性がありそうなタイプ。
ボルドグフーシュ 【仕上がりB 適性B+】
悪く見える程では無いが、とにかく良く見えた有馬記念と比較すると少し迫力に欠ける印象が正直ある。元々線が細いタイプである程度仕上がっていた阪神大賞典からの上積みという所もあまり感じない。最終追い切りには注目したいが叩いた効果は限定的かもしれない。
マテンロウレオ 【仕上がりB 適性B-】
前腕辺りのボリュームがかなり増していてパワー競馬への適性を感じる。一方で距離が伸びて良さが出るイメージはあまり沸かない。気配は悪くないがレース適性という面でどうか。
天皇賞春 出走予定馬で目を引く馬は…
調教でしっかり負荷をかけ巻き返しに成功したタイトルホルダーは引き続き好調キープ。昨年宝塚記念を圧勝した時に近い状態に見える。馬場が荒れてもこなせるタイプで好勝負になっていい。
上積みという点ではディープボンドが大きそう。毛艶も良くなり体調面は問題無い。週末天気が下り坂の予報となっているのもプラスに出るのではないか。
逆にジャスティンパレスは良馬場が良さそうな馬。成長という部分ではメンバー中随一のモノがあり気配の良さはある。それでもまだトモに甘さがある為に京都変わりはプラスと思っていたが雨は降らない方がいいだろう。
有馬記念2着のボルドグフーシュは今回はどうだろうか。個人的には有馬記念の時ほど強気になれないような気配に見える。最終追い切りの動きに注目したい。
人気皆無だろうがヒュミドールは今本当に馬の具合が良いのだろう。身体に身が入って充実している。
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