ウインカーネリアン【仕上がりB+ 適性B】
東京新聞杯と比較して全体が一回りビルドアップされていて、得にトモや下腿部の張りは目を引くものがある。それでも前後で見れば前が勝っているタイプで先行して押し切るスタイルがベスト。蹄がかなり薄いタイプで道悪になるとマイナス。馬のデキは人気馬達にも見劣りしない。
ガイアフォース 【仕上がりB+ 適性B+】
前走である程度仕上がっていたので極端には変わっていないが胸前の厚みも増しており筋肉の隆起がよりハッキリ見えるようになっている。若干姿勢が高くテンのスピードの乗りに不安はあるが上手く流れに乗り切れれば長くスピードを活かす形は得意な馬で楽しみはありそう。
カフェファラオ 【仕上がりC 適性B-】
昨年の安田記念と比較するとボンヤリとしたラインで腹回りにも余裕を感じる。毛艶の光沢もやや見劣り去年ほどの仕上がりには感じない。繋が立ち蹄にも厚みがあるタイプで週末雨模様ならプラス材料にはなってきそうではあるが。
ジャックドール 【仕上がりB+ 適性B】
大阪杯よりスッキリして見せて窮屈さは前回よりも見られない。毛艶も良く体調面は好状態を保てている。伸びやかでスラッとした体型で四肢も長めの為1600はやや忙しそうにも思えるが…。雨や時計の掛かる馬場は問題無く走れるはず。
シャンパンカラー 【仕上がりB 適性B+】
結果的に出遅れた事が功を奏した形となったのがNHKマイルカップ。良馬場でも道悪でもどちらでも対応出来そうな形の馬。ただ身体のハリが前走ほどは見られない。まだ未完成の馬で厳しい勝負になりそうか。
シュネルマイスター【仕上がりB+ 適性A】
前走でかなり仕上がり稽古でも動かせていたので状態キープが主眼になりそうな道中だったかと思う。
しっかり状態は保てていると見える。終いのスピードに秀でた馬ではあるが道悪も案外こなせそう。
セリフォス 【仕上がりA 適性B+】
中内田厩舎の馬はどれも良く見せるがこれも例に漏れず良い。無駄肉無くきっちりと造り込まれた身体付きでトモの容量はマイルCSとの比較でもハッキリとボリュームアップ。バランスが取れた体型で少々の道悪もこなしてくれそう。寸の詰まった体型でベストは1400～1600と思えば距離短縮は好材料。間隔が開いてもこの厩舎なら心配なし、初戦から動ける態勢。
ソングライン 【仕上がりB+ 適性A】
ヴィクトリアマイルからの参戦だが見た目にはデキ落ちは感じられない。前走時と変わらぬ状態の良さでの出走になりそう。脚の形からは道悪でもOKなクチ。言う事無し。
ダノンスコーピオン【仕上がりB 適性B】
結果こそ伴わなかったが馬は昨年秋より馬は完成期に近づいており気配は決して悪いわけではない。胸の深さもある方で窮屈な競馬で小足を挟むよりスムーズな競馬で持ち味生きる。
ナランフレグ 【仕上がりA 適性B】
シルエットがややぼやけていた高松宮記念から状態は大きく上がってきているように思える。距離延長を歓迎とまではいかないが思っているより昨年も戦えている。2度使って代謝も良化、前走以上の期待感を持ってレースに望む。
メイケイエール 【仕上がりB+ 適性B】
もともと見栄えする馬ではなかったが身が入った事でバランスは良くなった。四肢に長さがあって体型的には1600克服可能。少々の道悪はマイナスにならないように思える。人気急落なら穴っぽい所。除外になったヴィクトリアマイルより状態良く見える。
レッドモンレーヴ 【仕上がりB 適性B】
やや前下がりで全体の重心も低めの為に距離は持たない方。パワーはありそうな馬体だが長めの繋ぎでもあり良馬場の方が走りやすいはず。良馬場で時計が掛かる荒れ馬場、そんな条件にはなりそうだが…
機動力が無い方なのでやはり府中でこそ。
コメント