2022 ホープフルS レース回顧 来春に繋がりそうかは…

レース回顧

ホープフルS レース結果

馬番馬名人気調教評価
611ドゥラエレーデ14人気B+
48トップナイフ7人気B-
715キングズレイン6人気B+

全ての調教評価はこちら、レース前予想はこちらでご覧いただけます。

ホープフルS レース回顧

大荒れで終わったホープフルS。逃げ、2番手の馬がそのまま雪崩れ込んだ内容で来年への評価は難しい所。

1番人気のミッキーカプチーノはそこまでパドックは悪くなかったです。凄く良いという訳でもなかったですが及第点はあったかと思います。ただ返し馬から鞍上と呼吸が合わずに頭を振るなどしていました、この辺りは2歳馬らしく若さが出てしまったように思います。今日はレースに集中できず、自分自身に負けたという事かと思います。

2番人気ファントムシームは4着。この流れですから結果的に枠が不利になった訳では無いでしょう。ある程度力は出せたものと考えています。調教評価でも記していたように良い脚があまり持続しないタイプではないでしょうか。それと血統ほどパワーがまだ付ききっておらず力のいる馬場に体力をスポイルされてしまったのではないかと評価しています。

3番人気6着はセブンマジシャン。これはパドックでは落ち着いていましたが返し馬にいくとやはり気の悪さを見せて鞍上に反抗するような仕草。レースでも折り合いを欠くなど懸念していた部分が出てしまいましたね。それでも6着までは押し上げている訳ですから能力は高い馬。気性面の成長が待たれる所です。

パドックで一番良く見えたのが3着キングズレイン。この馬は毎回パドック周回が見栄えする一頭です。バランスが良く滑らかな歩様、前後の均整の取れた馬体なのですがトモの厚みが増してしっかり良化してきていました。レースでは前半行く気を思った以上に見せず後方よりから、結果的にこのポジションから差し切る事は難しくよく3着に来たなという印象。調教でも左回りの方がスムーズですし、コーナーはやはり少ない方がいいでしょう。血統的には更に良くなっていくはずで来春は主役級になれる器です。

ドゥラエレーデはキレこそ無いものの心肺機能の高い馬という調教評価。上がりが掛かる競馬なら出番有るかもと記した一頭ですが、あれだけ道中緩んだ上で35秒0の上がりで押し切れてしまった訳ですから展開もハマったと言えるでしょう。しかしどうあれこういう所で存在感を示すあたりさすが世界のトップ騎手です。

2着トップナイフ共々今日はパドックでの仕上がりも目立っていました。そのトップナイフは長めからの時計を出していて内蔵面の強化に努め、前走の負け方から逃げる選択は最初から持っていたのでしょう。多くの方が思っている所でしょうがやはり今後に向けて最も展望が開けたのはキングズレインという事になるでしょう。

ハーツコンチェルトセレンデピュティまだ太く、全体的に余裕がありました。
ガストリックは全く駄目でしたね。レースに対する適性は低いのでは…と予想していましたが流石に負けすぎ。ただ軽い芝のマイル辺りが良いのではないかという風に思っている馬、この一戦だけでは見限れません。路線的にはマイルカップ路線を狙っていくと面白いのかなと思っています。

有馬記念、ホープフルSと最終追い切りからレース当日の間で馬の雰囲気や気配はやはり変わってしまうものだと痛感するばかりです。
大きなレースでは引き続きパドックを見て自分なりに評価をTweetしていきます。よろしければまた見て貰えると嬉しく思います。

ありがとうございました。


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