2022 ターコイズS レース回顧

ターコイズS　レース結果

ターコイズS　レース回顧

結果的に外枠の馬が上位を独占しました。まずローザノワールが道中から押し上げるでも無くハナに行く意思を見せなかった事でウインシャーロットが思いの外スンナリと2番手のポジションを取れました。道中ポジションを取るのに脚を使い、もっと外を回る格好になるかとの予想だったので大ハズレです。

ミスニューヨークにしても競馬の内容としては予想通りでした。前走と違い終始外を回る格好で苦しいはずだったのですが、これは私の予想よりも馬の地力が上だったという他ありません。追い切りからもデキの良さは目立っていましたがこの内容で完勝するのは想像以上です。コーナーを上手に加速しながら回ってこれるので広いコースに行くと持ち味が削がれそうではありますが状態が良い今どんな走りをするのか見てみたい一頭。

フィアスプライドは直線だけで3着まで押し上げました。この馬は調教から高い中山適性は感じた一頭でしたが大外枠では厳しいだろうとの予想で外してしまいました。結果的に外からミスニューヨークとフィアスプライドが差し込めているのだからロス無く加速出来た事が大きな好走要因になったレースだったと言えるでしょう。

ママコチャは悪いデキでは無かったと思いますが調教でもイヤイヤしていたように気性的に難しい所があり上級クラスでマイル戦を戦うにはメンタル面の成長が必要かと思います。キレるタイプでも無い事からやはり1400がベストの馬のように思えますが。

本命をつけたアブレイズは惜しい競馬で4着でした。結果的にどうなったかわかりませんがレース序盤で引っ張らずに気分に任せてハナか2番手まで行っても良かったんじゃないかと思っています。持久力を活かす競馬をドイル騎手には期待していたので、結果4着だから悪くは無いのでしょうがモヤモヤ感は残るレースでした。

さて次に向けては内で窮屈な競馬をしていた馬に目を向けておきたいところ。
内で詰まって全く追えていなかったフラーズダルムはやはりタイトな競馬に泣かされました。これは広いコースに出てきた時は一変する要素があります。ポテンシャルは通用しますので覚えておきたい馬です。