中京11R ファルコンSの追い切り評価はこちらでご覧ください。
日曜日に行われるレースは下記の通りです。
阪神11R 阪神大賞典
中山11R スプリングS
ドナウパール 【B-】
栗東坂路単走馬なり。
助手騎乗でこの馬なりに内容は良化してはいるが、それでも時計は54.3-25.8-12.8と速く無い。心身ともに完成度低く強い負荷を掛けられるのはもっと先になりそうか。それでいて最後には手前変えもしているし、調教からオススメは出来ない。
パルティキュリエ 【B】
美浦南W併せ内G前促し。
手先まで良く伸びる大きなストライド。素材は良さそうだが荒削りなのも確かで多少フォームにバラつきも。どちらかといえば広いコース向きの印象がある。距離延長はプラス。将来的には楽しみな馬。
マルカシャルマン 【B-】
栗東CW単走強め。
終いだけ伸ばした格好ならもっとスパッと動けて欲しいがそこはまだ馬も若い。全体的にまだ余裕残しを感じるし最後に右手前に戻したのも割引。
エミュー 【B+】
美浦南W単走軽め。
全体時計が遅いので手応えがある事に驚きは無いが高く振り上げた前肢で搔き込む走法は中山向きのそれ。先の細さは目立つがフットワーク上々で現時点ではベストの舞台に良い状態で挑める。
パルクリチュード 【B】
栗東坂路併せ。
手応えには余裕があったがそこからスパッと行けない辺り決め手比べでは分が悪い。クビや頭を上手に使えていないのでこうした走りになってしまう。非力さ気になるが体調そのものは悪くはなさそう。
ミカッテヨンデイイ【B+】
美浦南W単走馬なり。
短距離路線を選んで来た事もあって折り合い重視で終いを伸ばす内容になっている。鞍上との呼吸そのものは合っているし走りもまずまずスムーズ、自分の力は出し切れそうな気配。
マテンロウアルテ 【C】
栗東坂路単走馬なり。
大きなトビで器用さは無く中山コース適性は高くは無さそう。坂路向きのタイプで無いとしても終いのラップ0.4落としていて時計面からも評価は難しい。
セリオーソ 【B】
美浦南P併せ強め。
キビキビと動けているし悪くは無い。悪くないがデビュー戦でWコース仕上げをしていた馬が2週続けてポリ追いで重賞という過程はやはりクビを傾げる。
フラッシングレート【C】
栗東坂路併せ馬なり。
フットワークに切れ味が無く緩慢な動き。まだ力をフルに発揮出来るような身体が出来上がっていないと思える。最後には脚も上がってしまう。評価は出来ない。
ゴールデンハインド【A】
美浦南W併せ外強め。
四肢が良く伸びており、肩周りの動きは独特でパワーは十分備わっている。まだ手応えにも余裕があるし、一番外を回ってこの動きならば体調面も確実に良いだろう。楽しみ。
ニシノコウフク 【B+】
美浦南W単走G前仕掛け。
一生懸命走る馬で毎回時計は出る馬。とはいえ動き自体にもきちんとメリハリがあって体調は安定、着実に力を付けてきている印象。キャリア豊富な部分がこの条件で生きそうで穴っぽい。
エメリヨン 【B-】
美浦南W併せ中強め。
3頭の真ん中に挟まれる格好で頭が上がってしまう。終いもっと時計詰められる馬が12.1掛かったのはネガティブに思える。硬さもあってダートでも走れそうな印象を受けた。
ココクレーター 【B】
美浦南芝併せ内馬なり。
行きたがる所を我慢させる内容。併走馬2頭と並ぶとハッキリと線が細くてまだポテンシャルだけで走っている格好。最後の坂はまだ厳しいように思えるが。
ヒップホップソウル【B】
美浦南芝併せ内馬なり。
木村厩舎は2頭共に芝での最終追い切りを選択。一週前にビッシリと追われているのでパターンを変えてきた。気性面を考慮して最終仕上げをソフトにしたと思われる。これがどう出るかだが若干重さが残っているようにも思えて強気には推せない。
フラワーC 追い切りからの注目馬
人気上位は何れも素材型の印象。パルティキュリエあたり高素材に思えるが完成度はまだ低くタイプ的に府中向きの印象も受けた。ヒップホップソウル、ココクレーターの木村厩舎勢は馬体重や気性面から芝で軽めの最終追い切りを選択。結果はわからないが積極的に買いたくなる『攻め』の調教過程では無い事は確か。
状態面非常に良さそうなのはゴールデンハインド。決め手勝負では見劣りそうで条件ピタリのここを狙ってきた印象を受ける。エミューも同様の印象だがパワー寄りの決着になればゴールデンハインドに分がありそう。
全く人気の無い所ならニシノコウフクだって出来は悪くない。
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