【G2】中山記念 最終追い切り評価

調教評価

イルーシヴパンサー【B】

美浦南W単走⑨強め  84.8-68.3-53.1-38.1-11.4
馬場の一番外を通って動きは滑らか、足捌きもシャキシャキと問題無い。前走と違う所は終始舌がハミを越している点。しっかりと走る事に集中出来ているかはレース直前まで見極めた方が良さそう。

シュネルマイスター【B】

美浦南W併せ内⑨馬なり  81.7-65.6-51.2-37.4-11.8
騎手騎乗で持ったまま好時計をマーク。いつも動くタイプだけに過大評価は禁物だが鞍上との折り合いもついているので距離はどうにかこなせるか。フットワークが大きく俊敏性が少しずつ落ちてきているように見えるので今は広いコースの方がベターな印象は受けた。最後まで右手前のまま走ってしまった所もマイナス。

ショウナンマグマ 【B-】

美浦南W単走⑥G前気合つけ  81.1-65.4-51.6-37.8-12.4
動きが悪い訳でなく個性として直線追われてからギアが上がってこない。瞬発力勝負では見劣りしそうなので中山の方が相対的にマシにはなるのかも。それでも終い12.4は掛かりすぎか。

スタニングローズ 【B+】

栗東坂路単走G前仕掛け  52.7-38.5-24.4-11.8
騎手騎乗で終い伸ばす高野スタイル。12.6-11.8は好時計の範囲と言ってよく実際に身体のキレは上々。休み明けでも力を出せる仕上がり。

ソーヴァリアント 【A】

美浦南W併せ内⑥軽め  84.3-67.6-51.6-36.4-11.2
右手前のまま走り続けた点は割引きたいが動きそのものは豪快。あっという間に併走馬を置き去りにした11.2地点は強烈。好状態。

ソロフレーズ   【B-】

美浦坂路併せ内強め  55.7-39.8-25.0-12.1
全体時計が遅いので余力があるのは当然と言えば当然。8歳馬で着地した際の蹴り込み掻き込み等の力強さはイマイチも硬さもさほど無く動けている。この馬なりに走れそう。

ダノンザキッド  【B+】

栗東坂路単走馬なり 55.6-40.5-26.1-12.8
速い時計は1週前にCWで出している。手前を変える際にバランスを崩したりしたがトータルで身体は出来ている印象は受けた。気難しさとズブい所は随所に見受けられるのでスムーズに走れるかどうかで大きく結果変わりそうだが仕上がり自体は良好と言える。

ドーブネ     【B】

栗東CW単走軽め  84.3-67.5-52.5-37.8-12.3
時計ほどスピード感が無く見えるタイプ。脚を高くあげ大きな完歩で走るタイプでコーナーでスピードに乗せる事が出来るかが難しい。短い距離での瞬発力勝負はおそらく不向き。レース適性は低いように思う。

トーラスジェミニ 【C】

美浦南W併せ中⑨一杯  68.9-53.7-39.3-12.0
3頭併せで一頭だけ早めに仕掛け目一杯に追われた。切れ味勝負をする馬では無いので仕方無いがスッと抜け出せずジリジリ。こじんまりと映り走りに目立つ所は無い、良化途上。

ナイママ     【C】

美浦坂路単走馬なり  56.6-40.8-26.3-13.1
騎手が右手綱を終始引っ張り手前替えを促すが反応せず。時計面を出そうとした調教では無いが見所無く評価は出来ない。

ヒシイグアス   【B-】

美浦南W併せ外⑤G前仕掛け   69.2-54.1-39.1-12.4
直線半ばで漸く左手前に変わり加速。長期休養明けで全体的に小さな走りで目立たなかった。まだフォームのバランスもイマイチで使ってからの方が良さそう。

モズベッロ    【B-】

栗東坂路単走軽め   53.7-39.1-26.2-13.6
直線に入ってもフラフラとする所多くいかにも休み明け。使いつつ良くなっていけば。

ラーグルフ    【B+】

美浦南W併せ内⑧馬なり   84.5-67.7-52.9-38.1-11.9
前脚を高く持ち上げ叩きつけるような走法。相手は一気に強化されるがこの馬自身の動きも軽く前走より更に良くなった。能力的には試金石となりそうだが体調の良さはヒケを取らない。

リューベック   【B】

栗東坂路単走軽め  54.6-39.2-25.2-12.2
騎手騎乗で軽めに。稽古で比較的動く部類。重賞級に混ざると迫力など見劣るし強み見えづらいが状態は保てている。

中山記念 追い切り総括

ソーヴァリアントが引き続き良い動きを披露して本格化ムード。
他上位人気馬は一長一短なイメージ。
ダノンザキッドは仕上がりは良さそうだが頭も高く操作性は高く無い為レースに行って注文の多いタイプです。
シュネルマイスターは悪い言い方をすると走りが雑になってきたという所で小回りコースをどうこなすかが鍵になりそう。
イルーシヴパンサーは集中力の有無が気になります。前走追い切りの方が走りに気持ちが向いていました。体調自体は前走より上向いていそう。

とはいえ人気薄馬から激推ししたい馬も見当たらず混戦模様です。

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