【G1】宝塚記念 最終追い切り A評価はこの2頭!

調教評価

水曜日時点でジェラルディーナの追い切り映像はまだありません。
※22日に追い切りが行われたので追記しています。

宝塚記念出走予定馬の馬体評価はこちらでしています

アスクビクターモア【B+】

美浦南W単走⑦G前仕掛け
2週続けて6F82秒台から入り4Fからの時計は最終追い切りで1秒程度詰めてきた。手先までしっかり伸ばせているし身体のキレも悪くない、ただ1週前追い切りよりも手前を変える際に一瞬タイムラグが生じてしまい、その際にハミで合図を送られる際、頭を左右に振っている格好になった。気に掛ける所があるとすればそこくらい。動き自体は滑らかで好調をキープ。昨秋よりも推進力が前に向くようになってきたのは好材料。

イクイノックス  【B+】

栗東CW3頭併せ中⑥強め
一週前追い切りでは口が割れてやや行きたがる所を見せるなどメンタル面に課題を感じ、正直微妙な追い切りに思えたが最終追い切りではとりあえず改善された。力がついてきたのか有馬記念の時よりも楽に時計を出せている印象。帰国戦になるがきっちり走れる状態と見る。

ヴェラアズール  【B】

栗東CW単走⑦強め
引っ張られている事もあり姿勢が少し高く行きたがる所あり。手前をコロコロと変えるのはこの馬の癖でいつもの事なので気にしなくて良い。ジャパンカップを勝った時の動きと比較すると通った位置を加味してもバランス面の悪さは気になる。真一文字に伸びてきた当時より若干落ちるが有馬記念よりはかなり良い

カラテ      【B】

栗東坂路単走馬なり
使われているので調整程度。4F54秒程度なら余裕を持って登板出来る。特に気になる点も見当たらず状態キープ。

ジオグリフ    【B-】

栗東CW3頭併せ中⑦G入線時追う
ガッチリ手綱を絞られていての時計で早めに放せばもっと速いタイムも出せた。脚の運びや回転はしっかり効いていてこの馬なりに動ける状態には持ってこれたと思う。基本的に柔らかみのある方では無いので時計一つ掛かった方がチャンスは増えそう。

ジャスティンパレス【B+】

栗東CW併せ内⑧馬なり
あまり四肢を高く上げるタイプではなく投げ出すように大きく走る馬。速い所は一週前にやって最終追い切りはエネルギーを溜め込みながらそれなりに、天皇賞春を勝った疲れなどは感じないし今回も好状態キープだろう。それを踏まえた上で走り方などからやはり内回りコースへの懸念は感じる所はある。

スルーセブンシーズ【B+】

栗東CW単走⑦G前軽く促し
スーッと流れるようにスピードに乗って直線も加速。四肢もしっかりと動かせているし気配としては十分なもの。ただ自分から走る意欲が強く、仕掛けて更にどれほど伸びるかは何とも言えない、同時に距離延長で折り合い面の不安も感じなくはない。体調は抜群に良さそうだが、その分諸刃の剣な部分はありそう。

ダノンザキッド  【B-】

栗東坂路単走馬なり
直線入り口で手前替えの際に大きくバランスを崩した。一週前追い切りは頭高くてとぼけたような所を感じた。大阪杯前の走りに比べるとまだ活気ひと息。最終追いで気持ちが入ってくれば一変する可能性ある馬ではあるが。

ディープボンド  【A】

栗東CW単走⑧G前軽く促し
気分良さそうにリズミカルに走れていてバランスも取れている。身体を大きく使う走りでこの馬もコーナーをどうクリアするかの影響大きそうだが体調、気配そのものは天皇賞以上のものを感じる。

ドゥラエレーデ  【B】

栗東CW単走⑨強め
稽古は非常に良く動く馬で今回もしっかり時計を出せた。
この馬としての状態は決して悪くない。ただし走りは一本調子気味で距離は1800付近がベストというのはダービー前でも感じた部分。

プラダリア    【B-】

栗東坂路単走G前強め
あまりストライドは伸びずにチョコチョコと走るタイプ、手前替えのスムーズさが調子のバロメータと陣営。残り1ハロン少々の地点で左手前に変えるとグッと気持ち入ったのは良いがその割には時計詰めきれず動きは地味。こういう走りなので内回りは案外上手かもしれないが。

ブレークアップ  【B-】

栗東坂路併せ強め
手前替えでバランス乱れた。舌がハミを越していたり難しい面はいつも以上に感じる所。終いの動きはまずまずで手応えにもまだ余裕はあって体調悪く無さそうだが安定して走れる印象は持てないタイプ。

ボッケリーニ   【A】

栗東坂路単走
前半は抑えられているので随分とハミを噛んでいるがどうにか我慢。最後は放されて良い加速を見せた。これは馬の状態が良くて走りたい気持ちになっていると判断したい。ここに来て心身共に充実ぶりが目立ち、気配だけなら上位に入る。

モズベッロ    【B-】

栗東坂路併せG前強め
トモが流れ脚元のバランス乱れ前半の見栄えは悪い。動きはまだまだ重苦しさが先行する。使いつつ上昇はしているがG1で穴を出すにはまだ早いか?

ユニコーンライオン【C】

栗東CW併せ内⑧G前気合つけられ
全体時計が85.0-54.2-11.8と速くないので評価難しいが一週前も含めてピリッとした所はまだ戻り切っていないといった印象。年齢的に動かなくなる部分もあるだろうが、それでもドタドタとした印象が強くて。前に行きたい馬だけに余計気合乗りの乏しさ気になる所。

ライラック    【B】

美浦南W併せ内⑤馬なり
騎手騎乗でコースの真ん中付近を通しての時計で目立たないが一杯に追われている訳でもなくやれば動ける状態にはあるだろう。この馬は後ろから行くが直線が伸びて良いタイプではなく小回りコースでこそ。舞台設定としては悪くないはずで展開恵まれれば。

ジェラルディーナ 【B+】

栗東CW併せ外⑨馬なり
終いだけサッと伸ばす内容。一杯に負荷を掛ける作業は1週前に騎手騎乗で終えている。足捌きは軽く流れるようなフォームで安定感もある。大阪杯や勝ったエリザベス女王杯時と比較して頭の位置が低くなりフォームに力強さと正しい方向への推進力が加わってきた。状態は更に上がってきたと見たい。

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