【G1】天皇賞春 最終追い切り!動き良しディープモンスター

調教評価

天皇賞春、出走馬の馬体考察についてはこちらをご覧ください。

ジャスティンパレス  【B+】

栗東CW併せ馬なり
リラックスした状態で軽めの調整。柔らかいフットワークで走る馬で馬場が悪いと脚を取られる為、理想は良馬場。下り坂の天気はやはり歓迎では無い。いつも稽古は動ける馬、今回も高いレベルで安定している。

ディープモンスター  【B+】

栗東坂路単走馬なり
やや右ハミにモタれ加減だが足捌きは安定。25.2-12.4と終いきっちり伸ばす事が出来た。前進気勢を持ちながら鞍上とのコンタクトも十分取れていてこの馬なりにしっかりデキている。思ったよりも良い動きだった一頭

タイトルホルダー   【A】

美浦南W併せ軽め
速い所は先週やっていて抜群の動きを見せていた。最終追い切りでも脚の運びはスムーズで力強さも十分。身体の仕上がりは問題無い。
やや左右のバランス崩れ右にササり気味になっている点は一週前追い切りなどでは目立たなかった所。右回りでラチを頼れるならば大きな問題にはならなさそうではあるが。

メロディーレーン   【B-】

栗東坂路併せG前仕掛け
全体時計が55.7と遅く仕掛けてからの伸びもひと息で併走馬に置かれてしまう。稽古駆けするタイプでは無いとはいえ見栄えはイマイチ。フォームは崩れておらず道悪はこなせそう。

アイアンバローズ   【B+】

栗東CW単走G前促す
四肢が伸びるタイプでなく一本調子な所感じるがコースの外を回して最後までしっかり走れたように集中力は持続出来た。力関係はどうかもこの馬なりに好状態で。

アスクビクターモア  【B+】

美浦南W単走馬なり
大きなフットワークで力感も十分。前が勝ったタイプで切れる脚がある方ではないのでやはり前受けの競馬をしたい。前走大敗も馬も気配自体は悪くなく仕上がりは上々と判断したい。

ディープボンド    【B】

栗東CW単走馬なり
軽めの調整で気分良くは走れている。先週負荷はしっかり掛けられており仕上がりは十分。あまりピリッとした反応しなくなってきている印象受けるが6歳馬でもありこんなものか。もっと強い負荷、本数を重ねて欲しいのが本音ではあるが…

トーセンカンビーナ  【C】

美浦坂路併せ強め
併走馬に合わせた感もあるが終い13.1と時計的には物足りない内容。大きな変わり身は感じず苦戦は必至か。

ヒュミドール     【B+】

美浦坂路単走G前促し
ダイヤモンドSではコースで追われ軽めの中でも良いリズムで走れていたが今回は坂路でやや力を込めた走りをさせた。目立たないが身体の捌きは良いしメンタル面も安定していて好状態をキープしていると見ておきたい。

サンレイポケット   【B+】

栗東坂路併せ軽め
馬場が悪い中で強い負荷を掛ける最終追いとはならなかったが一週前にコースで速い所は消化している。脚を取られる事もなく安定したフォームで登板出来ていて道悪は結構こなす可能性がある。悪くない。

ディアスティマ    【B-】

2週続けて坂路57秒台の登板で高野厩舎の好走パターンとは言い難いが一度使ったなりに気合い乗りは良くなっている。ただやはり追い切りの負荷が軽すぎる気はするが…

ブレークアップ    【B+】

栗東坂路併せ馬なり
坂路重馬場での登板だが前進気勢は見えるし悪い動きではない
一方でずっと最終追い切りでは強い追い切りを掛けてきた馬でもあり、この調整方法がどう出るかは未知数。一週前の走りは良かった。

ボルドグフーシュ   【B+】

栗東坂路単走G前仕掛け
騎手騎乗で重馬場の坂路54.0-24.6-12.0は良い動きと言える。頭が高いフォームもいつもの事。ただこれは縦の比較になるが、有馬記念の頃が本当に素晴らしい動きだった事を思うとそこよりは落ちる印象は拭えない。有馬記念が100点なら今回は90点から95点くらいだろうか。

マテンロウレオ    【B】

栗東CW単走強め
鞍上が促してもギアがもうひとつ上がってこない。クビをもっとグイグイと使って前に出ようとする推進力見せて欲しかった。馬場の悪さが影響したのかもしれないが調教評価としては若干割引。

エンドロール     【B】

美浦南W単走馬なり
時計もゆったりしたものなので馬にも余裕がある。その中で口向きの難しさを少し見せるなど操作性に課題が残りそうな動き。調子が悪いという事では無いだろうが強調材料は見いだせない。

シルヴァーソニック  【B】

栗東坂路単走馬なり
時計が遅いソフトな仕上げで評価難しいが、足捌きや走法から馬場が悪化してもこなしそうな感触はある。馬の気持ちは乗っていて集中力もあった。この馬なりに力は出せそう。

アフリカンゴールド  【B+】

栗東CW単走
一番外を回ってきた。身体に硬さがあって追われて伸びひと息も通ったコースと年齢を考えれば上々だろう。この馬の力は出せる、好調。

天皇賞春 調教から気になった馬は

タイトルホルダー引き続き好調キープ。少し右に重心が傾く所あるが右回りであれば心配する程の事では無いのでは。荒れた馬場も問題無く、力を出せるデキだと言える。

逆にジャスティンパレスは最終追い切りを見た感想でも良馬場が良さそうだ。馬場がどこまで回復するかで着順が変わってきそう。馬のデキは高い次元で安定しており成長も感じる。

ボルドグフーシュは思った程悪くは無かったが、やはり有馬記念程には感じないのも事実。道悪、コース適性がどれほど高いかによるが超抜という動きまでもう一歩ある。

穴っぽい所なら調教ではディープモンスターが良く映った。枠も悪く無いし面白い存在になる。

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